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​―当院の施術法​―

構造医学をベース
にした独自の施術法

【私の治療は役に立たない!】

「今、私がしている治療は一体何なんだ!」

「患者さんにどんな治療をすればいいのか?」

 32年前初めて『構造医学』を学んだ時の私のショックです。

構造医学の初期の講義は、先ず『ヒトの体を解き明かす講義』から始まります。

施術や技術の指導は全くありません。
 

医学博士・理学博士の『物理学者・吉田勧持先生』が解くヒトの体は、これまで私が学んできた『国家試験』のための勉強や、整形外科で5年間指導を受けてきた内容とは全く違うものでした。

その内容は単純明快にして「それは何故?」という今さら聞けない基本の疑問に、全く違う切り口からストレートに答えてくれました。 
私は純粋に「もっと知りたい!」という気持ちで、年に4回熊本の講義に通いました。
そして熊本から戻ると毎回「私の治療では痛みは取れない…」と落ち込みました。

 
講義の中で少しづつ実技を学んでも、当初はあまり効果を出す事は出来ませんでした。

しかし3年5年と学ぶうちに知識の点が線になり、線が面に広がって行きました。

学んだ技術も習熟し、組み合わせて使うと次第に大きな効果が出せるようになりました。

でも効果が出せるようになった本当の理由は、技術的要素ではなく『診断』でした。
 

体の中で起こっている『本質的な問題』を構造医学的に読み取れるようになったから。

しかしそれには基礎知識が絶対に必要であり『ヒトの体の仕組み』から学ぶ意味が分かりました。


患者様の症状は百人百様であり、診断に迷う事は日常茶飯事です。
そこで役立つのが整形外科の知識以外の『過去の病歴・腸内環境・呼吸・お小水』等の小さなサイン。

患者様は腰・膝等の痛みで来院されますが、それは内臓や精神的な不調と密接に関係します。

本当の原因には『立ち居振る舞い・枕の厚み・寝る位置&寝返り・食事の位置』など「それが関係あるんですか?」というポイントが大きく関わります。
 

構造医学は表面の痛みだけではなく、患者様の体全体を広く診て診断します。

ヒトの体の仕組みは深く広大で、32年勉強してもまだまだ分からない事ばかり。

私は未だ未熟で力不足ですが、毎年僅かづつ進化しています。
以前は読み取れなかった原因を読み取り、処置ができるようになっています。
その力を皆様に使うため、さらに構造医学を勉強して行くつもりです。
 

【構造医学の考え方は?】

物理学者・臨床医学者である吉田勧持先生が「生命の本質とは一体何なのか?」 という根本的な問いかけから出発したのが構造医学です。
構造医学は、生命の誕生から人類が直立二足歩行をするまでを、広範囲の学問分野の基礎知識を駆使して解き明かし、診断や臨床に応用しようとする学問です。

生命の本質は『重力』という地球環境の絶対基準に応じた『不断の動き』であり、重力に応じた形態的・構造的変化を遂げ、人類に至って『直立ニ足歩行』という最も優れた移動様式を獲得しました。

構造医学は、整形外科・内科各科・脳神経科・婦人科等全ての疾患を『何らかの形で重力に適合しない非生理状態』と捉えます。

『自然治癒力』とは、生命の「不断の動き」の中で非生理状態から生理状態へ自分で修復してゆく力です。

人は誰でも自然治癒力を持っていますが、何らかの理由でその力を使えずにいます。
その理由にアプローチし 、生理状態に向かうよう導くことで自然治癒力は働きだします。

私は、そのお手伝いをしたいと考えています。
 

【構造医学と現代医学の違いとは?】

現代医学(西洋医学+東洋医学)は「始めに病気ありき」。

疾患や異常な状態を診て「異常な状態を正常にもどすには?」と考えてその症状を治療します。しかし構造医学はそれとは違い、先ず「完璧な体」を解き明かし、ある部分の変化が他の部分へどのように影響するかを『演繹』していく学問です。

 ※演繹:一定の前提から論理規則に基づいて必然的に結論を導き出すこと。

物理学がベースの構造医学の目で解き明かしてゆくと、解剖学等でこれまで知られていなかった身体の機能・役割・意味が見えてきます。

それらの機能・役割・意味を踏まえて「もし、完璧な身体のここが変化すると…(正常からの逸脱)」を考えていくと、いろいろな箇所に症状が発症する事を確認できます。

しかし時に、その症状しか見えず本当の原因を見逃している場合、症状だけを軽くする『対症療法』が主体になってしまう場合もあります。

構造医学は本当の原因を見極め、脳神経系や感覚受容器(目・耳・鼻・歯科領域)も含めて全身の内科的症状の発症原因そのものにアプローチし根本から対処します。

構造医学.jpg

​構造医学とは

構造医学は物理学で身体や病気を解き明かす学問です

骨・筋肉・脳・心臓・腎臓・胃腸等の各臓器や免疫は密接に関係しており

 人の身体を各科ごとに分けることはできません。

  首・腰・膝の痛み等の整形外科領域だけでなく心臓循環器系・腎泌尿器系・呼吸器系・消化器系 さらに 婦人科系・脳神経系そして『心』の領域まで人の身体すべてを考える学問です。

JPM

(​関節面圧療法)

JPM(関節面圧療法)とは、30年学んだ「構造医学」(物理学をベースにした医学)の理論と、35年に及ぶスポーツ経験で培った知識&施術です。これまでとは全く違う考え方による、安全性で高い効果の施術をお伝えします。​

この施術方法は、関節面を緩やかに合わせるだけです。

​特に足首や手首などは、患者様の多くは触られているだけでナゼ痛みが軽減されるのか不思議に思われます。

​「魔法のようだ!」と言われますが、きちんとした理論に基づいた施術方法です。

​せいふ

整膚

​​​整膚・せいふとは?

徐堅(じょけん)博士が発見した皮膚をつまんで引っ張る施術方法。 身体に負担をかけない陰圧の効果で『健康と美と癒し』に効果がある画期的な手技療法です。「皮膚をつまんで引っ張る刺激」により、血行と気の流れを改善することで身体全体を調整し、健康の維持・回復をはかる漢方医学由来の方法です。「指圧・マッサージ」が皮膚と筋肉両方に圧力を加える 陽圧の手技であるのに対し、「整膚」は皮膚を優しくつまんで引っ張るだけの穏やかな刺激の陰圧の手法です。

 ☆全身疲労を解消し『免疫・抵抗力』を高める働きもあります。

 特に筋肉の疲労除去効果が高く、スポーツ選手・ハードな作業をされる方に最適です。強い筋肉痛のある箇所にも、負担をかけずに効果的に筋肉を緩めることができます。全身がポカポカ温まります。

 指と腕の軽い力で行うので、女性でもお年寄りでも子供でも行えます。

 整膚の基本は皮膚をつまんで引っ張ることなので、ご家族同士でもまたご自身でも、セルフ・コンディショニングが気軽に行えます。70種類に及ぶ手法がありますが『気持ちよく行うこと』が一番大切です。

美容整膚

 お顔に『整膚』をする事で大きな美容効果が期待できます。

 弾力とつやのある皮膚は若さに溢れています。

整膚は優しく皮膚を刺激することで、皮下の末梢神経・毛細血管・皮脂腺・汗腺を活性化し新陳代謝を良くします。

整膚は穏やかに皮膚を刺激するので、気持ち良くリラックスすることができます。

 皮下の末梢神経から脳へ「気持ちよい」という感覚がフィードバックされて心が落ち着き、脳によい刺激を与えることで脳細胞が活性化します。

整膚は「する人」も「される人」も同時にリラックスでき、生きる力と喜びを与えてくれます。

徐堅(じょけん)博士プロフィール 

1951年 中国・浙功省産まれ

1979年 北京体育大学・武術科卒

1986年「健康法」研究のため来日

愛知教育大学・大学院終了後、愛知医科大学・大学院・「第一生理学教室」で研究の傍ら東海銀行・陸上部のトレーナーを務める。

1998年 「整膚理論」の確立と普及によって日本文化振興会より「社会文化功労賞」受賞。

 中京テレビ「教児のおめざめワイド」の『整膚と運動』に出演。

  現在

 整膚学園理事長、中国西安医科大学客員教授、東洋医学博士

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