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肩関節・腕・肘の痛み位

構造医学はここが違う!】
Ⅰ 肩関節・上腕の痛み
Ⅱ 肘・前腕の痛み

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Ⅰ 肩関節・上腕の痛み
・五十肩・四十肩
・肩関節周囲炎

・野球肩→投球動作で肩が痛い

・水泳肩→腕の回転で肩周辺が痛い

・テニスのサーブ・スマッシュで痛い

・肩が痛くて腕が上がらない・後へ回らない

・服を着る動作・洗髪等で痛い
・夜中の痛みで目が覚めて眠れない


【 四十肩・五十肩・肩関節周囲炎】     

『四十肩・五十肩』は漠然とした肩周辺の痛みの事で正式な症病名ではありません。正式名は【肩関節周囲炎】で『肩関節の疼痛と拘縮を伴なう症状』という意味です。

レントゲン・MRIの画像検査でも異常の確認できない症例が多くあります。定義が曖昧で〈首~肩甲骨・胸部・腕~肘まで〉の広範囲を含める場合もあります。

【肩関節拘縮】

肩関節の動く範囲が痛みで狭くなった状態。
肩周辺の軟部組織(筋肉・健・靭帯等)の萎縮や癒着が原因。

関節拘縮がある場合、なかなか症状が改善せず治療が長期に及びます。

一般に、アイシングまたは温熱療法・低周波療法・マッサージ・鎮痛剤・シップ等の処置がされます。

そして運動療法による関節可動域の獲得が非常に効果的です。
 

【 野球肩・水泳肩 】

野球・水泳・投競技等の肩を使う競技に多く見られます。
肩周辺の筋肉・腱(軟部組織)の損傷が多く見られます。

骨折・脱臼は『レントゲン』、軟部組織は『MRI検査・エコー』で検査します。

『野球肩・水泳肩』等は画像診断できない場合も多数見られます。
アイシング・低周波療法・マッサージ・鎮痛剤・シップ処置が主流であり漠然と安静・固定が指導されます。

〈上腕骨・鎖骨の骨折〉〈肩関節・肩鎖関節の脱臼〉は整復・固定または手術が適用となります。

【石灰沈着】

突然の激しい痛みでほとんど動かせません。

レントゲン・エコー検査で石灰の画像を確認でき、ステロイド等の注射が有効です。

強い痛みが引くまでに時間が掛かると思われる場合、信頼できる整形外科をご紹介いたします。


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構造医学の治療はココが違う!〗

【五十肩・肩関節周囲炎・野球肩・水泳肩 】
原因は『肩関節のバランス異常』と考えます。
多くの場合レントゲン・MRIで異常な画像は写りませんが『関節面圧療法』で肩関節バランスを整える事で大きな改善が見られます。

また〈肩周辺の痛み・可動制限〉は頚椎のバランス異常による神経症状も多く見られます。頚部のバランスを穏やかに整える『頭軸圧法・顎挙上法』で大きな改善が見られます。

骨折・脱臼の診断・処置は整形外科と同じ考え方です。

 

構造医学の【 肩関節拘縮 】

 第1の原因(骨折・頚椎のバランス異常その他)の痛みのため動かさなくなり、「徐々に周辺軟部組織が固まってしまう事」(第2の原因)で動かなくなった症状です。(上記『関節拘縮』参照)<

しかし、レントゲン等の画像検査では見過ごされる事が多い症例です。

穏やかに動かしていくリハビリテーションの、できるだけ早い開始が必要で、同時に第1の原因の処置もしなければなりません。

お家でのリハビリ方法もご指導します。

2 上腕の痛み

一般的に言われる上腕の痛みは…

スポーツや荷役作業による肉離れ・打撲・筋肉痛がありますが頻度は多くありません。

 実は、多くの方が悩んでいる症状は、安静時に感じる上腕(二の腕)の鈍痛や漠然とした違和感の症状です。

残念ながら、そのような上腕部の鈍痛や違和感は、レントゲン・MRI検査ではほとんど異常が写りません

 一般的には 鎮痛剤・筋肉を緩める薬・シップ等の投薬 等が行われます。

『上腕二頭筋の肉離れ・打撲』の場合、固定・アイシング等の処置を行います。

 また重大なケガとして『上腕骨骨折』があり、手術適応が多く、後遺症で肩関節があまり動かなくなりやすい症例です。

 

2 上腕の痛み:構造医学的診断・処置は…

構造医学は ココが違います!

ケガが原因ではない症例が多く、上腕部の鈍痛・違和感は『頚椎のバランス異常』による神経症状が多いと考えられ慎重な診断が重要です。

構造医学はこれらの症状を正確に見極めて、穏やかな『関節面圧』等の手技でバランス調整いたします。

 時に、顎関節のバランス異常が関わる場合もあり、これも正確に見極めて穏やかに整えます。

 「ネコ背・巻き肩・ストレートネック」等の悪い姿勢は症状を重くし長引かせるため、お家でできる『正しい立ち方・正しい歩き方』をお教えし、できるだけ早く症状を軽くするお手伝いを致します。

 身体の仕組み通りに使うと、自然に「美しい立位・カッコイイ歩き方」になって行きます。

 決して難しくありませんので、一緒に練習して行きましょう。

 

構造医学の【長頭腱炎・短頭腱炎 (上腕二頭筋)】

肩関節・前面の痛みで、年齢性別に関係なく多くの方が悩んでいらっしゃいます。

投球動作等や『アーレンテスト』等特有の動作で確認できますが、画像検査では写らない症例が多いようです。

 原因は「肩関節と肘関節のバランス異常」で、関節面圧等の手技でバランスを整えると大幅な改善が見られます。

骨折・肉離れ・打撲等のケガに対しては、診断・治療とも整形外科と同じです。
 

Ⅱ 肘・前腕の痛み

・テニス肘(外側上顆炎):肘の外側の痛み

​・野球肘(内側上顆炎) :肘の内側の痛み

・タオルをしぼると痛い。

・肘の曲げ・伸ばしの痛み

・肘が完全に伸びない(引っかかる違和感)
・肘の周辺のシビレ
・前腕(手首-肘の間)の痛み・シビレ、等

3 肘・前腕の痛み

スポーツ選手に多い『テニス肘・外側上顆炎』『野球肘・内側上顆炎』は概ね使い過ぎが原因とされますが、実は日常生活動作で発症する方もかなりいらっしゃいます。

  ① テニス肘・外側上顆炎:手首を上に上げる筋肉の付着部『外側上顆』の痛みです。

 ② 野球肘 ・内側上顆炎:手首を下に下げる筋肉の付着部『内側上顆』の痛みです。

『テニス肘・野球肘』は子供さんでは、重症の場合レントゲン検査で確認できる例も多くありますが、大人の方はあまり確認できないようです。

また、主婦の方が日常生活動作で発症する例も多いですが、肘関節のバランス異常は『テニス肘・野球肘』と同じ状態に崩れています。

これらの原因による、周辺に広がる痛み(放散痛)も多く見られます。

 スポーツやお年寄りの転倒で骨折・脱臼も発生しやすい場所で、手術が必要な場合も少なくありません。

 治療法は主に、アイシング・低周波療法・マッサージ・鎮痛剤・シップ等の処置が行われます

上腕骨顆上骨折・肘関節脱臼・肘頭骨折・橈骨頭骨折 等のケガも起こりやすい場所です。

 

【 肘部管症候群 】

尺骨神経の症状で、肘周辺のシビレや時に前腕~第4・第5指までシビレ・違和感が発症します。

 治療は、低周波療法・マッサージ・鎮痛剤・シップ等の処置が行われます

 

【 肘内症 】

小児特有の肘がぬける症状(亜脱臼)がよく見られ、できるだけ早く整復してあげる必要があります。

         

 3 肘・前腕の痛み:構造医学的診断・処置は…

構造医学は ココが違います。実は『テニス肘(外側)・野球肘(内側)』は肘関節の他、手首関節・中手手根関節のバランス異常が関わっているため、広範囲の関係する関節のバランス調整が重要です。

 ほとんどの症例は『ケガ・外傷』(一度に大きな外力が加わって発症する)ではなく、『スポーツ障害』(小さな外力が継続的に加わって発症する)です。

なかなか痛みが引かない場合は、肩関節、上肢と体幹をつなぐ基点となる胸鎖関節のバランス調整も行います。

『肘部管症候群』は、尺骨神経への何らかの外力によって小指側の痛み・感覚異常を出します。

 構造医学では、肘・手首関節や中手手根関節のバランス異常と考え、尺骨神経を緩める『関節面圧』でバランス調整を行います

時にこれらの症状は、頚部が原因やギオン管症候群(小指側の手関節)が原因の時もあり、きちんと鑑別した上で頚部・手関節周辺のバランス調整を行いできるだけ早く改善させて行きます。

 お家でできるバランスの整え方をお教えし、できるだけ早く症状を軽くするお手伝いを致します。 

 決して難しくありませんので、一緒に練習して行きましょう。

 

1 手首・手の平・手の甲の痛み

手首を上に曲げると痛い。 下に曲げると痛い。

手首を親指側に曲げると痛い。小指側に曲げると痛い。

手首を回すと痛い。

グー・パーをすると手首が痛い。

手掌・手の平・手の甲が痛い。 

 

2 指の痛み指

突き指・捻挫・脱臼・骨折。

 腱鞘炎』と言われたが改善しない。

『手根間症候群』と言われたが改善しない。 

ばね指・弾撥指:指の曲げ伸ばしで引っかかる・痛い。

親指を動かすと痛む。

親指~手首にかけてシビレがある。

小指・薬指がシビレる。(尺骨神経)  

指のシビレ(ピリピリ・チリチリ)・感覚異常(鈍い・感覚がない)

手に力が入らない。

 

1 手首の痛み

一般的に言われる手首の痛みは…

手首関節は、動く範囲(関節可動域)が大きい関節で、日常生活で一番使う関節です。

     その痛みは、日常生活の動作で様々な支障をきたします。<br>

            <br>

            下記の痛みは、それぞれ原因が違いレントゲン・MRI検査であまりはっきり確認できません。<br>

            <br>

             ① 手首を上に曲げると痛い(背屈)  ・下に曲げると痛い(掌屈) <br>

             ② 手首を親指側に曲げると痛い(橈屈)・小指側に曲げると痛い(尺屈) <br>

             ③ 手首を回すと痛い。(手の平上向き(回外)・手の平下向き(回内))<br>

            <br>

            これらはスポーツや日常生活で激しく使ったり、転倒時に手を着く事でも発生しますが、はっきりした原因が無くても出やすい痛みです。<br>

            <br>

            レントゲン・MRI検査ではっきり確認できないため、きちんとした説明はされないようです。<br>

            一般的な治療は、アイシング・低周波療法・鎮痛剤・シップ・マッサージ等が行われます。<

【腱鞘炎】<br>

            一般には、母指を動かす腱の炎症と診断され、とても多くの方が悩んでおられます。<br>

            一般的な治療は、アイシング・低周波療法・鎮痛剤・シップ・マッサージ等の治療が行われます。<br>

            (構造医学は「腱鞘の炎症」とは考えず全く違う理論で治療します。下記参照)

【橈骨下端骨折】<br>

            人の骨折で一番多い骨折で、お年をとってこの骨折をすると動きにくくなったり、痛みが残ったりの後遺症が多いケガです。

【舟状骨骨折】<br>

            手首にある8個の手根骨の一つである舟状骨の骨折です。<br>

            偽関節という後遺症を残しやすいとても厄介な骨折であるため、慎重な治療が必要で固定も長期間に及びます。

手首の痛み:構造医学的診断・処置は…

構造医学は ココが違います!

手首の痛みは大きく日常生活に関わるため、大変不便な思いをします。<br>

            構造医学では「手首関節のバランス異常」の方向によって、それぞれ症状が異なると考えます。<br>             ① 手首を上に曲げると痛い(背屈)  ・下に曲げると痛い(掌屈) <br>

             ② 手首を親指側に曲げると痛い(橈屈)・小指側に曲げると痛い(尺屈) <br>

             ③ 手首を回すと痛い  (手の平上向き(回外)・手の平下向き(回内))<br>

            <br>

            丁寧な問診・触診やエコー検査で注意深く見極めて、関節面圧でバランスを整えます。<br>

            <br>

            時に、指の関節のバランス異常も関わるため、どの指の関節が関わっているかをきちんと見極め、各指の関節に最適な関節面圧を施します。<br>

            <br>

            ケガによる捻挫・筋腱靱帯損傷・関節の損傷も、手首と指の各関節への関節面圧で治療期間を大幅に短縮できます。<br>

            <br>

            また、手指のシビレ・感覚異常(神経症状)は頚椎・肘関節のバランス異常が関わるため、慎重に診断し必要であれば頚椎・肘関節への治療が必要となります。

【腱鞘炎・ドケルバン症】<br>

            構造医学は、母指の腱鞘の炎症とは考えません。<br>

            まったく違う理由と考え、『第1中手骨ー大菱形骨ー舟状骨』の各関節を『関節面圧』でバランス調整すると大きく痛みが改善します。

2 手の平・手の甲の痛み

一般的に言われる手の平・手の甲の痛みは…

多くの方々が悩んでおられる手の平・手の甲と母指球(tの平の母指側の膨らみ)の痛み・違和感・シビレは『手根管症候群』による、正中神経の障害という診断が多いようです。<br>

            <br>

            温熱療法・低周波治療・鎮痛剤・シップ・マッサージ等が行われます。

手の平・手の甲の痛み:構造医学的診断・処置は…

構造医学は ココが違います!

【手根管症候群・CTS】

 構造医学は整形外科学と異なり、手の平や母指球の症状に対して手根部(第1中手骨ー大菱形骨ー舟状骨)のバランス異常と考え、それらの関節に対して『関節面圧』のバランス調整を行います。<br>

            (ドケルバン症とCTSは、それぞれ異なるバランス異常の形を作っています。)<br>

            <br>

            関節面圧で神経への引っ張りストレスを軽減させる事で、初回から大きな変化を感じます。<br>

            <br>

            しかし、手掌や指のシビレ・感覚異常は、頚椎のバランス異常が関わる場合もあり、 慎重に診断して必要であれば頚椎への治療が必要となります。<br>

            <br>

            脱臼・骨折については整形外科と同じ考え方・治療です。

【ギヨン管症候群・尺骨神経管症候群】<br>

            尺骨神経は、手首の小指側の尺骨神経管を通るため、『関節面圧』で手首関節のバランス調整を行います。<br>

            <br>

            手首関節や肘関節のバランス異常には、それぞれの関節面圧で穏やかに整えます。<br>

            関節のバランスを整える事は、痛み・シビレの再発予防になります。

 3 指の痛み

一般的に言われる指の痛みは…

手の指は、突き指による捻挫が非常に多く骨折・脱臼も起こりやすい場所で、整復・固定・安静の処置が行われます。

【手根管症候群・肘部管症候群・ギオン管症候群】による指のシビレは、どの指が痺れるかで橈骨神経・正中神経・尺骨神経のどれが原因かを判断できます。

【マレットフィンガー】は、①『末節骨・基底部の骨折(爪の生え際部)』または②『総指伸筋腱の断裂』の症例です。<br>

            見落とされる事も多く、難治性のため固定期間が6週間以上の長期にわたります。

【弾発指・バネ指】は指の付け根の痛み・引っかかる症状です。なかなか良くならず日常生活に不便をきたします。 <br>

            浅指屈筋腱(指を曲げる筋)の炎症と診断されます。<br>

            <br>

            『弾発指・バネ指』の重症例は手術が行われる場合もあります。

【ヘバーデン結節】は痛くないと言われますが、初期には痛みを伴う例も少なくありません。原因不明で治らないと診断されます。<br>

            <br>

            指の痛み・シビレに対しては、低周波療法・鎮痛剤・シップ・マッサー

指の痛み:構造医学的診断・処置は…ジ等の治療が行われます。

構造医学は ココが違います!

【指の捻挫・骨折】

『外傷・ケガ』とは:一度に大きな外力が加わり、急性的に運動器が損傷したもの。</font><br>

            骨折・捻挫が起こるほど大きな力が加わった時、指の関節の「バランス異常」も発生していると考えます。<br>

            <br>

            通常は患部を固定してケガの修復を待つだけですが、当院では患部の各骨の位置関係を『関節面圧』でピタリとバランス調整してから固定する施術を致します。<br>

            <br>

            指の捻挫は、ズレた関節位置を『関節面圧』でバランスを整えてからテーピング・サポーター等で固定する事により、筋・腱・靱帯・関節の治療期間を大幅に短縮できます。<br>

            関節面圧で正しい関節位置に整える事は、再発予防になります。<br>

            <br>

            脱臼・骨折・マレットフィンガーについては整形外科と同様の考え方・治療です。<BR>

            マレットフィンガーや『舟状骨骨折』は見落とすと重大な後遺症を残してしまうケースがあるので、当院では、これらの症状を見逃さないよう細心の注意を払って施術しています。<br></ul>

          <hr>

          <ul>

            <li> 【手根管症候群・肘部管症候群・ギオン管症候群】<br>

            指のシビレは、橈骨神経・正中神経・尺骨神経のどれが原因かを判断し、肘関節・手首関節にそれぞれ適切な『関節面圧』でバランスを整えて症状を軽減して行きます。

            <br>

          <br>

            また、指のシビレは頚椎その他のバランス異常が関係している事もあり、慎重に診断し必要であれば頚椎・肘関節への施術が必要となります。

【マレットフィンガー】<br>

            整形外科と同様の考え方と治療ですが、時々見落とされる事がある注意すべきケガです。<br>

            見落とすと指先が上がらなくなる後遺症を残してしまうケースがあります。<BR>

            <BR>

            当院では、これらの症状を見逃さないよう細心の注意を払って施術しています。

【弾発指・ばね指】12345

浅指屈筋腱(指を曲げる筋)の症状で、指の各関節に『関節面圧』その他の構造医学的な処置を行います。また重症な場合は下記の専門医療機関をご紹介いたします。

【へバーデン結節】<br>

            初期の痛みに対しても、特殊なバランス異常が原因のため『関節面圧』で改善が見られます。<br>

            (院長自身もヘバーデン結節の痛み・変形が発症しましたが、関節面圧で自分で治しました。)

専門病院との連携

「ばね指・弾撥指」等の重症例は『<a href="http://www.seikei.or.jp/" target="_blank">埼玉慈恵病院 埼玉手外科サージュリー研究所</a>』様をご紹介させていただきます。 まず一度ご相談ください。

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